9/2放送【笑ってこらえて】放送内で紹介されていた、ジブリ作品《風の谷のナウシカ》に登場した飛行具《メーベェ》。
まさか本当にこの世に存在するとは思いませんでしたね!
今回はそんな夢の世界の話を実現させた、八谷和彦さんを調べましたよ~!
飛行具 メーヴェとは?
かなり有名な架空の乗り物ですが、もう一度おさらいをしましょう!
メーヴェは《風の谷のナウシカ》にて登場し、主人公・ナウシカが主な移動手段として用いる架空の飛行用具です。
メーヴェ (Möwe) はドイツ語で「カモメ」を意味するそうです。
誰もが一度は見たことのある超有名な作品ですし、ほとんどの人が乗ってみたいなぁなんて思ったのではないでしょうか?
この架空のメーヴェを実現させた方がいらっしゃるんです!!!
オープンスカイプロジェクト
メーヴェを架空の話から、この世で実際に乗れる飛行器具へと誕生させたのは”オープンスカイプロジェクト”と呼ばれるプロジェクトです。
”オープンスカイプロジェクト”とは、八谷和彦さんと言う方が『風の谷のナウシカ』に登場する架空の乗り物「メーヴェ」に触発され、実際に飛行可能な一人乗りのジェットグライダーの試作を行ったプロジェクトです。
メーヴェを作ろうと思った事もすごいのですが、この八谷和彦さんについても気になりませんか?
もちろん!調べておきましたよ~!
八谷和彦さんとは?
八谷和彦さんとは、日本のメディアアーティスト、そして東京芸術大学美術学部先端芸術表現科准教授です!愛玩メールソフト「PostPet(ポストペット)」の開発者でもあります!
「経済合理性がなくても、素人でも、アートなら作ることができる」という考えがあり、この《メーヴェ》飛行機製作に挑戦したと言われています!
つまり、これはアート作品なんですね~!その為、実際に飛行できても量産化や市販する予定は一切ないそうです。
ロマン溢れるアート作品!普段美術はよくわからない事が多いですが、こうした物は単純にすごい!と言えますね!
実際に空を飛んだ!
八谷和彦さん作成の「メーヴェ」、作るだけではなく、最終目標はやはり”飛行する”こと。
具体的に言うと、『風の谷のナウシカ』の劇中に出てくる「メーヴェ」を参考にしつつ、飛行に関しては「体重50 Kg程度の人ひとりを乗せて」「実際に飛行可能な」「ジェットエンジンを搭載したパーソナルグライダー」を達成目標にしました。
ナウシカが実際に乗った「メーヴェ」をイメージしているんですね。
この目標を掲げ、完成した機体は構想から10年をかけて実際に空を飛ぶことができたんです!
メーヴェは不定期に日本国内の各地の展覧会などで公開飛行しています。また、八谷さんが行った飛行実験の様子はYoutubeでも見ることができます!
実現したメーヴェですが、万一事故が起きた場合の事を想定して、スタジオジブリや、その他関連会社には関係がないと明言しています。
実際に空を飛ぶメーヴェ!次回どこかで公開される機会があれば見てみたいですね!
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