夏をつげる鳥カッコウ なぜ住宅街に現れるの?金沢市にも現れるのでその理由も調査しました!

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最近は夏も間近に迫りどんどん気温が高くなってきていますよね。朝早く目が覚めてしまうことはありませんか?

そんな時に聞こえる「カッコウ~」という鳴き声。「住宅街なのにどうしてさえずりが聞こえるんだろう?」なんて疑問に思っていませんか?

今回は住宅街に現れるカッコウの秘密について調べました~(^^)

カッコウってどんな鳥?

カッコウはハトによく似た姿をしています。全長35㎝ほどでハトよりも少し大きいです。

見た目は 頭~背中は全面灰色をしており、胸~お腹は白い羽毛に灰色の細い横縞がたくさん入っています。

顔はギョロッとした目が少し怖い印象を受ける見た目です。

 

カッコウは春~初夏にかけて繁殖のために日本に渡来してくる渡り鳥です。日本に渡来してくる時期が夏前に重なるので「夏を知らせる鳥」とされています。

 

カッコウと言えば「托卵」で有名ですよね。

托卵とは自分では卵を育てず、他の鳥の巣に産み他の鳥に卵を育ててもらう行動です。
育ての親鳥は「仮親鳥」と呼ばれます。この仮親鳥になる鳥の種類はモズ、ヨシキリなど20種類以上の鳥が対象になります。

他の鳥に育ててもらう必要があるので、仮親鳥が生息している地域にカッコウは飛来してきます。

何時頃聞こえる?

この時期ですと早朝4時に盛んに鳴いています!かなり大きな鳴き声なので、朝の静けさと相まって遠くにいてもはっきりと聞こえます。

早朝4時なのでほとんどの方はまだ就寝中ですよね。カッコウが大きな声で鳴いていても気づけませんね。

この特徴的な「カッコウ~」と言う鳴き声は2つの役割があります。

一つはオスの縄張りの主張の為、もう一つは求愛の時にさえずります。

夏前のこの時期はちょうど繁殖期。求愛の為に大きな声で盛んにさえずっているんですね~!

金沢市の住宅街に現れています!

童謡に歌われている様に「カッコウ~」と聞くと、森林や山の中を想像しますよね。しかし、私の住んでいる金沢市の住宅街には毎年現れています。

カッコウは山に限って棲んでいる鳥ではなく、托卵できる環境があれば住宅街にも出没します。

托卵できる環境と言うのは、托卵する他の鳥(オオヨシキリ、モズ、オナガ)の巣がある地域、河原があってアシやススキが広がっていればそこにはヨシキリがいますので、そうした鳥がいる環境にカッコウもやってきます。

金沢市ではオナガを良く見かけるので、そこら辺の鳥の巣に托卵する為に飛来してきているのでしょうか・・・?

早朝4時にさえずっているカッコウ、姿は見えなくても声は聞こえます!

興味を持たれた方は頑張って早起きして、カッコウのさえずりを聞いてみてはいかがでしょうか~♪

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